正しく理解しておきたい『販売所』と『取引所』 。その違いを解説

暗号資産の取引所には『販売所』と『取引所』の2種類があります。

暗号資産の交換業者の中には、販売所と取引所のどちらか一方のみ提供しているところと、両方を提供しているところがあり、それらを使い分ける必要があります。
フォビジャパンでは現在、『取引所』のみ提供しています。)

この2つは何が違うのでしょうか。このページでは、暗号資産を売買するなら正しく理解しておきたい販売所と取引所の違いを解説します。

『販売所』は交換業者を相手に売買する

販売所は、販売所を運営している交換業者とユーザーが暗号資産を売買するところです。

通販サイトのように、交換業者の提示する価格で暗号資産を売買することになります。買値と売値は交換業者に有利な価格で提示されており、この売り買いの価格差を「スプレッド」と呼びます。

販売所のメリット

注文操作が分かりやすい

販売所の売買画面は初心者にも分かりやすく、売買する数量を指定して『購入/売却』ボタンをクリックするだけで注文が完了します。

後述の取引所よりも注文方法がシンプルで、手軽に暗号資産を売買できます。

注文が通りやすい

販売所で注文すると、すぐに約定して暗号資産の売買が成立します。

ユーザー同士の取引所と違って、注文板の有無を気にしなくて良いのがメリットです。そのため、「今すぐ売買したい人」には販売所が合っています。

販売所のデメリット

スプレッドが広い

販売所のデメリットは、提示される売り買いの価格差であり実質の手数料「スプレッド」が広いことです。

取引所はおよそ0.1〜0.2%の手数料ですが、販売所の多くはスプレッドを2〜5%程度に設定しています。

日本国内の暗号資産販売所のほとんどが取引手数料を「無料」と表記していますが、その代わりにスプレッドで利益を出しているということです。

暗号資産販売所を選ぶ際には、手数料ではなく「スプレッドの広さ」が参考になります。

『取引所』はユーザー間で売買する

取引所とは、暗号資産を買いたいユーザーと売りたいユーザーが取引するところです。

多くの取引所で「買い板」と「売り板」による注文板方式が採用されています。

販売所を通販サイトとすると、取引所はメルカリなどのフリーマーケットのようなイメージです。

暗号資産の売買をするときは、基本的には『指値注文』か『成行注文』のどちらかで売買注文を行います。

指値注文とは、自分が買いたい(売りたい)値段を指定して注文する方法で、成行注文とは、すでに出ている注文に対して価格を指定せずに注文する方法です。

取引所のメリット

取引手数料が安い

取引所はユーザー同士で取引価格を決定するため、販売所よりも有利な価格で売買できる場合が多いというメリットがあります。取引手数料が発生しますが、スプレッドに比べると安く済みます。

Huobi Japanの取引所の手数料は以下の通りです。

通貨ペア Maker Taker
BTC/JPY 0.00% 0.00%
XRP/JPY 0.00% 0.10%
ETH/JPY 0.00% 0.15%
MONA/JPY 0.00% 0.15%
BCH/JPY 0.00% 0.15%
LTC/JPY 0.00% 0.15%
ETH/BTC 0.20% 0.20%
BCH/BTC 0.20% 0.20%
LTC/BTC 0.20% 0.20%
XRP/BTC 0.20% 0.20%

(出典) フォビジャパン公式サイトより

注文方法を選べる

提示された価格で購入する販売所と違い、取引所では複数の注文方法に対応しています。

成行注文
価格を指定せずに、数量のみを入力して注文する方法。市場にある注文を拾ってすぐに約定する。

指値注文
希望の価格と数量を指定して注文する方法。他のユーザーの注文と自分の注文がマッチングしたタイミングで約定する。

取引所のデメリット

取引が成立しない場合がある

取引所はユーザー対ユーザーの売買となるので、自分の希望価格で注文が約定しないこともあります。

また、急な価格変動があると、一方の注文が殺到してサーバーが重くなり取引が成立しなくなることもあります。

すぐに暗号資産を売買したいときは『販売所』の方が適していると言えます。

思わぬ価格で成立してしまう場合がある

取引所の成行注文をおこなう際は必ずしも予定していた価格で購入できるとは限りません。

希望の価格で売買したいときは指値注文を使うなど、状況に合わせて注文方法を考える必要があります。

 

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